スポーツベット初心者の皆様のトライアルベットとして、当サイトはゴールデングローブ賞が良いのではないか?と思い、1月7日に開催されるゴールデングローブ賞についてまとめてみました。この結果にベットしてみたい人、ぜひ読んでみてください。
『バービー』 © 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
12月に第81回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表され、映画部門ではグレタ・ガーウィグ監督の『バービー』が最多ノミネートを獲得しました。同作は作品賞(コメディー/ミュージカル)を含む9部門にノミネートされ、夏に世界中で話題を巻き起こしました。クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』が8部門、そしてマーティン・スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』とヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』がそれぞれ7部門で続きました。また、日本からは宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』と新海誠監督の『すずめの戸締り』が長編アニメーション部門でノミネーションを受けました。
テレビ部門では、「メディア王 〜華麗なる一族〜」が9部門でファイナルを迎え、注目を集めています。ジェレミー・アレン・ホワイト主演の「一流シェフのファミリーレストラン」とセレーナ・ゴメス主演の「マーダーズ・イン・ビルディング」もそれぞれ5部門でノミネートされました。
ハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)は、2021年の批判を受けて様々な改革を進め、2024年の授賞式ではディック・クラークとエルドリッジが主催し、約300人のジャーナリストが投票します。新たに設けられた興行成績(シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント)賞や最優秀スタンダップ・コメディアン賞では、テイラー・スウィフトのコンサート映画『テイラー・スウィフト THE ERAS TOUR』が候補入りしています。
ノミネート作品は以下のようになります。どれにしようか迷っちゃうくらいどれも素敵な作品ばかりですよね!
ゴールデングローブ賞ノミネート作品 映画部門
有名俳優の名がずらっと並ぶのが映画部門。オッズを見ているだけでもワクワクしてきちゃいます。
監督賞
『マエストロ:その音楽と愛と』ブラッドリー・クーパー
『バービー』グレタ・ガーウィグ
『哀れなるものたち』ヨルゴス・ランティモス
『オッペンハイマー』クリストファー・ローラン
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』マーティン・スコセッシ
『Past Lives(原題)』セリーヌ・ソン
ドラマ部門 作品賞
オッペンハイマー
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
マエストロ:その音楽と愛と
Past Lives(原題)
The Zone of Interest(原題)
Anatomy of a Fall(英題)
コメディー/ミュージカル部門 作品賞
バービー』
哀れなるものたち
American Fiction(原題)
The Holdovers(原題)
May December(原題)
AIR/エア』
ドラマ部門 女優賞
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』リリー・グラッドストーン
『マエストロ:その音楽と愛と』キャリー・マリガン
『Anatomy of a Fall(英題)』サンドラ・フラー
『ナイアド ~その決意は海を越える~』アネット・ベニング
『Past Lives(原題)』グレタ・リー
『Priscilla(原題)』ケイリー・スピーニー
ドラマ部門 男優賞
『マエストロ:その音楽と愛と』ブラッドリー・クーパー
『オッペンハイマー』キリアン・マーフィー
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』レオナルド・ディカプリオ
ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』コールマン・ドミンゴ
『異人たち』アンドリュー・スコット
『Saltburn』バリー・コーガン
コメディー/ミュージカル部門 女優賞
『カラーパープル』 ファンテイジア・バリーノ
『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』ジェニファー・ローレンス
『May December(原題)』ナタリー・ポートマン
『枯れ葉』アルマ・ポウスティ
『バービー』マーゴット・ロビー
『哀れなるものたち』エマ・ストーン
コメディー/ミュージカル部門 男優賞
『ドリーム・シナリオ(原題)』ニコラス・ケイジ
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ティモシー・シャラメ
『AIR/エア』マット・デイモン
『The Holdovers(原題)』ポール・ジアマッティ
ホアキン・フェニックス『ボーはおそれている』
『American Fiction(原題)』ジェフリー・ライト
助演女優賞
『オッペンハイマー』エミリー・ブラント
『カラーパープル』ダニエル・ブルックス
『ナイアド ~その決意は海を越える~』ジョディ・フォスター
『May December(原題)』ジュリアン・ムーア
『Saltburn』ロザムンド・パイク
『The Holdovers(原題)』ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ
助演男優賞
『哀れなるものたち』ウィレム・デフォー
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ロバート・デ・ニーロ
『オッペンハイマー』ロバート・ダウニー・Jr
『バービー』ライアン・ゴズリング
『May December(原題)』チャールズ・メルトン
『哀れなるものたち』マーク・ラファロ
興行成績(シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント)賞
オッペンハイマー
バービー
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
ジョン・ウィック:コンセクエンス
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR
ゴールデングローブ賞ノミネート作品 テレビ部門
ネットフリックスで配信中のドラマももちろんノミネート。ネットフリックスのオリジナルドラマは世界中で人気があるので、一体どのドラマ作品がトロフィーを手にするのかとても気になります。
ドラマ部門 作品賞
1923
ザ・クラウン
ザ・ディプロマット
The Last of Us
ザ・モーニングショー
メディア王 〜華麗なる一族〜
コメディー/ミュージカル部門 作品賞
一流シェフのファミリーレストラン
テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく
アボット エレメンタリー
ジュリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~
マーダーズ・イン・ビルディング
バリー
ドラマ部門 女優賞
「1923」ヘレン・ミレン
「THE LAST OF US」ベラ・ラムジー
「ザ・ディプロマット」ケリー・ラッセル
「メディア王 ~華麗なる一族~」サラ・スヌーク
「ザ・クラウン」イメルダ・スタウントン
「The Curse(原題)」エマ・ストーン
ドラマ部門 男優賞
「THE LAST OF US」ペドロ・パスカル
「メディア王 ~華麗なる一族~」キーラン・カルキン
「メディア王 ~華麗なる一族~」ジェレミー・ストロング
「メディア王 ~華麗なる一族~」ブライアン・コックス
「窓際のスパイ」ゲイリー・オールドマン
「ザ・クラウン」ドミニク・ウェスト
コメディー/ミュージカルシリーズ部門 女優賞
「一流シェフのファミリーレストラン」アヨ・エデビリ
「Poker Face(原題)」ナターシャ・リオン
「アボット エレメンタリー」キンタ・ブランソン
「マーベラス・ミセス・メイゼル」レイチェル・ブロズナハン
「マーダーズ・イン・ビルディング」セレーナ・ゴメス
「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」エル・ファニング
コメディー/ミュージカルシリーズ部門 男優賞
「バリー」ビル・ヘイダー
「マーダーズ・イン・ビルディング」スティーヴ・マーティン
「マーダーズ・イン・ビルディング」マーティン・ショート
「シュリンキング 悩めるセラピスト」ジェイソン・シーゲル
「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」ジェイソン・サダイキス
「一流シェフのファミリーレストラン」ジェレミー・アレン・ホワイト
助演女優賞
「ザ・クラウン」エリザベス・デビッキ
「一流シェフのファミリーレストラン」アビー・エリオット
「イエロージャケッツ」クリスティーナ・リッチ
「メディア王 ~華麗なる一族~」J・スミス=キャメロン
「マーダーズ・イン・ビルディング」メリル・ストリープ
「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」ハンナ・ワディンガム
助演男優賞
「ザ・モーニングショー」ビリー・クラダップ「ザ・モーニングショー」
「メディア王 ~華麗なる一族~」マシュー・マクファディン
「ジュリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~」ジェームズ・マースデン
「一流シェフのファミリーレストラン」エボン・モス=バクラック
「メディア王 ~華麗なる一族~」アラン・ラック
「メディア王 ~華麗なる一族~」アレクサンダー・スカルスガルド
リミテッドシリーズ・アンソロジーシリーズ・テレビ映画 作品賞
BEEF/ビーフ ~逆上~
レッスン in ケミストリー
デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃
すべての見えない光
Fellow Travelers(原題)
FARGO/ファーゴ
リミテッドシリーズ・アンソロジーシリーズ・テレビ映画 女優賞
「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」ライリー・キーオ
「レッスン in ケミストリー」ブリー・ラーソン
「ラブ&デス」エリザベス・オルセン
「FARGO/ファーゴ」ジュノー・テンプル
「戦慄の絆」レイチェル・ワイズ
「BEEF/ビーフ ~逆上~」アリ・ウォン
リミテッドシリーズ・アンソロジーシリーズ・テレビ映画 男優賞
「Fellow Travelers(原題)」マット・ボマー
「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」サム・クラフリン
「FARGO/ファーゴ」ジョン・ハム
「ホワイトハウス・プラマーズ/米国政治の失墜を招いた男たち」デウディ・ハレルソン
「Lawmen: Bass Reeves(原題)」ヴィッド・オイェロウォ
「BEEF/ビーフ ~逆上~」スティーヴン・ユァン
たくさんありすぎてどれがどれがわからなくなってきそうですが、ノミネートされた作品をゆっくりと鑑賞するのも楽しいですよ。
では、ここからは大人気だったバービーの作品について、ちょっとした豆知識をお届け今します。
近寄ったら火傷しそうなくらい熱いバービーの魅力
アメリカ合衆国の女優、映画監督、脚本家のグレタ・ガーウィグは『バービー』のオープニング興行収入で女性監督として歴代最高記録を樹立しました。世界中でピンクの衣装に身を包んだ観客たちが集結し、8月6日(現地時間)時点での累計興行収入はなんと10.3億ドル(約1462億円)を突破。劇場内では"バービー旋風"が巻き起こっています。
一方で、グレタ・ガーウィグのファンが制作した原爆開発を描いたロバート・オッペンハイマーの伝記映画『OPPENHEIMER』との合成画像(ミーム)がアメリカの『バービー』の公式アカウントによって批判され、物議を醸しています。これに対し、ワーナー・ブラザースはアメリカ本社から「ワーナー・ブラザースは、最近行った配慮のないソーシャルメディアでの反応を遺憾に思っております。深くお詫び申し上げます」と謝罪し、該当投稿を削除するといったこともありました。なんでも大きくなると、騒ぎも大きくなてしまっちゃうんですね。
ワーナー・ブラザース・スタジオの敷地に建てられた「ドリームハウス」は、3階建てのフューシャピンクのファンタジーとして再解釈され、プールにはスパイラルスライダーが備え付けられています。ガーウィグ監督は「楽しくてたまらない雰囲気を捉えたかった」と語り、1970年代から2000年代までのティファニーランプのだまし絵やクイーン・アン様式の邸宅、フィリップ・スタルクがデザインしたラウンジチェアなど、過去のモデルを彷彿とさせるディテールを込めました。
この"ドリームハウス"は遊び心に満ち、階段を使うくらいならプールを滑り降り、ドレスに合わせたエレベーターを使うこともできる楽しさが詰まっています。グレタ・ガーウィグ監督が参考にしたのは、ティム・バートンの『ピーウィーの大冒険』(1985)、ウェイン・ティーボーのポップでカラフルな絵画、そしてジーン・ケリー主演の『巴里のアメリカ人』(1951)に登場する豪華なアトリエなど、多岐にわたるのです。
ここまで聞いたらバービーに一票入れたくなりますよね?
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