こんにちは!当サイトで欧州サッカーに関する記事を執筆している小野寺です。
欧州の各国リーグも終盤に突入し、ブンデスリーガのレバークーゼンやセリエAのインテルなど数試合を残して優勝を決めるクラブも出てきています。
そんな中、最も注目を集めているのが世界最高のリーグと称される「プレミアリーグ」の優勝争いは例年以上に盛り上がりを見せています。
今回はそんな「プレミアリーグ優勝チーム予想と勝負の見どころ」を解説していきます。
プレミアリーグ優勝争いはアーセナルとマンチェスター・シティの一騎打ちに
プレミアリーグも残すところ数節となりましたが、優勝の可能性を残しているのはアーセナルとマンチェスター・シティの2クラブとなります。(3位のリヴァプールも優勝の可能性を残しているものの現実的にはほぼ不可能)
アーセナルは残り2試合を残し勝ち点83で首位に立っており、マンチェスター・シティは3試合を残して勝ち点82で2位となっています。
現時点ではアーセナルが首位に立ってはいるものの、試合数が多いシティは全勝すれば文句なしの優勝となります。
プレミアリーグ優勝予想
それでは、独断と偏見で優勝チームを予想してみましょう。
ずばり、優勝は「マンチェスター・シティ」と予想します。昨季も優勝しているシティが4連覇を達成する可能性が高いといえます。
いくつか予想のポイントを挙げていきましょう。
ポイント①怪我人も少なくチーム自体も好調を維持しているから
マンチェスター・シティは、シーズン序盤はデ・ブライネなど数人の怪我人を抱えていましたが、このシーズン終盤ではほとんどの主力がプレーできるコンディションで各試合に臨んでいます。
さらに、リーグ戦6連勝中で、2024年に入ってから敗北を喫したのはCLのレアルマドリード戦のみ(敗北と言ってもファーストレグが3-3、セカンドレグが1-1となり、PK戦で敗戦となったため、実際には敗戦とはなっていない)
残り3試合は12位のフラム、5位トッテナム、9位ウェストハムとなっていて、難敵はトッテナム位となっています。
シティの実力と勢いであれば、高い確率で3連勝を実現できるはずです。
ポイント②勝利すると宿敵が優勝してしまうというトッテナムとマンチェスター・ユナイテッドの存在
前述した通り、シティはトッテナムとの試合を控えています。
トッテナムと言えば、アーセナルとはライバル関係であり、「ノース・ロンドン・ダービー」と呼ばれるほど大戦時には盛り上がります。
もしもトッテナムが勝利すると、羅愛バルであるアーセナルを優勝に近づけることになります。
それゆえに、「勝利したい」という気持ちはあれども心のどこかで本気になれない可能性もあるはずです。
そんな些細な穴をシティが逃すとは思えません。トッテナムは強敵ですが、シティがモチベーションMAXでこの試合に臨み勝利を掴むことで、優勝をグッと引き寄せるのではないでしょうか。
勝負の見どころ
1位アーセナルと2位マンチェスター・シティの優勝争いの見どころは、間違いなく「どちらが先に負けるか(引き分けるか)」というチキンレース的な面白さでしょう。
先に勝利を逃した方が優勝から大きく遠ざかるため、今後のすべての試合が要注目なのです。
ただし、「両チームとも負ける(もしくは引き分ける)」といった展開になる可能性もあります。
両チームの1つ1つのプレーが優勝に繋がるプレーとなるため、まさに「目が離せない5試合」となるわけです。
日本代表DF冨安健洋のプレーにも要注目!
この世紀のプレミアリーグ優勝争いをしているアーセナルとシティですが、アーセナルには日本代表DFの冨安健洋が所属しています。
ただ所属しているだけでなく、左SBのレギュラーとしてプレーしているのです。
今季も度重なる怪我やアジアカップへの参加などによってシーズンを通してアーセナルに貢献できたとは言えませんが、最も大事なシーズン終盤のこの時期にスタメンとして活躍しているのです。
ジンチェンコやキビオルといった左SBのライバルたちを押しのけて3試合連続でスタメン出場していて、残りの2試合もコンディションさえ悪くなければスタメンとしてプレーするはずです。
日本人だからというわけでなく、単純に冨安の守備力はアーセナル随一だといえます。
地上戦はもちろん、空中戦でも高い勝率を誇り、ビルドアップもそつなくこなします。
さらには果敢にオーバーラップをするケースもあり、残り2試合ではディフェンスだけでなく攻撃面でも決定的なチャンスを演出してくれるかもしれません。
両クラブの日程
最後にアーセナルとマンチェスター・シティ両クラブの日程を挙げておきましょう。
「アーセナル」
5月12日「マンチェスター・ユナイテッド戦(アウェー)」
5月19日「エヴァ―トン戦(ホーム)」
「マンチェスター・シティ」
5月11日「フラム戦(アウェー)」
5月14日「トッテナム戦(アウェー)」
5月19日「ウェストハム戦(ホーム)」
果たしてこの世紀のプレミアリーグ優勝争いを制しるのはどちらのクラブなのか。
その戦いの行方を見届けましょう。
その戦いの行方を見届けましょう。
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